疾患モデル研究センターは大学の研究?教育を支援するための共同利用施設です。本施設では動物の飼育環境を一定に保つ空気調和装置と感染症のない動物を飼育する機器を設備し、再現性のある科学的な動物実験が実施されるようになっています。さらに、遺伝子組換え動物、光調節動物および感染動物等の飼育実験室を有し、医学研究の進歩に応じた動物実験が行われています。それらの動物実験にあたっては、動物の福祉を考慮した倫理的な動物実験遂行のための、いわゆる三つのR(動物実験の代替:Replacement、動物使用数の削減:Reduction、動物の苦痛の軽減:Refinement)にも配慮がなされています。
このように本施設は動物実験をとおして、脳?神経、骨?筋肉、生殖機能、がん、免疫、感染症などの研究および学生実習に利用され、本学の研究?教育の発展に寄与しています。