本研究科の教育課程は、「共通基礎科目」「専門科目」「研究科目」の3つの科目区分から構成されています。
共通基礎科目
看護実践の基盤となる理論的知識、研究?教育能力の基盤となる専門的知識、高度な臨床判断の基盤となる医学的知識を学修する科目群であり、【専門科目】【研究科目】の学修の基盤となります。
＊「看護理論特論」「看護倫理特論」「看護教育特論」「看護マネジメント特論」「コンサルテーション特論」「看護研究方法論Ⅰ」は専門看護師教育課程規準（共通科目A）、「フィジカルアセスメント」「臨床薬理学」「病態生理学」は、同規準（共通科目B）に示される高度実践看護師の機能を身につけるための科目でもあります（研究コースも選択可）。
専門科目
各専門分野の対象の特性に応じた、高度な看護実践の基盤となる知識?技術を習得する科目群である。各分野における主要な概念?理論、様々な援助方法、国内外の最新の知見などを学修する「特論」、特定の課題に対する自己学習とそれに基づく討論を通し探究する「演習」をおく。高度実践看護師コースでは、専門看護師の6つの役割（実践、調整、倫理調整、コンサルテーション、教育、研究）を果たす能力を修得する「実習」をおいています。
研究科目
各分野の実践に根差す研究課題を、研究手法、研究倫理などの知識を用いて科学的に分析し、研究論文を作成する科目群です。
■修了要件
本研究科に2年以上在籍し、以下に示す指定の単位数を取得し、修士論文または課題研究の審査および最終試験に合格すること。
- 研究コース：
共通基礎科目14単位以上、専門科目8単位（各分野の特論4単位、演習4単位）、研究科目8単位（特別研究Ⅰ?Ⅱ）の計30単位以上。 - 高度実践看護師コース：
共通基礎科目16単位以上（専門看護師教育課程規準「共通科目A」10単位以上、「共通科目B」6単位含む）、専門科目24単位以上（各分野の特論および演習計14単位、実習10単位）、研究科目4単位(4単位）の計44単位以上。
■授与する学位 修士（看護学）
