公益社団法人日本女医会が、女性医師と女子医大生を対象に募集した論文「女性医師が輝いて働くための提言」で、本学医学教育学講座の泉美貴教授が、最高位となる優秀賞を受賞しました。
泉教授による論文テーマは「優秀な医師になる3つのコツ」。家庭を持ち、子育てをしながらでも、医師としてのキャリアをしっかりと積んでいくための考え方、働き方、そして医療の現場が行うことのできる支援について提言したものです。自らも子育てをしながら本学にて女性医師として医療に従事し、職場環境の改善に取り組んできた経験をふまえたものです。また、「優秀な医師とは何か」についても定義をし、考察を巡らせている点が評価されました。
本募集論文は今回が第1回目。女性医師が増える傾向にある中で、家庭と職場の両立が難しいことも一つの現実です。しかし、これを解決していかなければ我が国の医療環境の改善はありません。どのようにすればその両立が可能になるのか、そして、男女共同参画社会の実現を模索するべく、現場の女性医師、およびこれから現場に出ていく女子医学生からの提言を募集したものです。
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2012/10/05