今月は、地下2階から免震装置を設置する免震階までの躯体工事を行いました。
地下2階の柱?壁躯体工事が完了した後、免震階の床、梁の型枠?鉄筋の組み立てを行っています。床の型枠には主に鉄製のデッキプレートを用いており、ところどころに断熱材を敷きこんでいます。
また5月に充填確認試験を行った、免震装置の土台となる基礎のコンクリート打設も開始しました。免震階の躯体もコンクリートの打設まで、北西側から南東側にむけて工事が進んでいきます。当現場の免震装置は、天然ゴムを主材料としたものと、地震のエネルギー吸収力の高い錫(すず)が入ったものの2種類があります。
また、掘削工事の際に設置した、周辺の地下水位を低下させるためのディープウェルと呼ばれる井戸の撤去作業も完了しました。