看護学科では、選ばれた上級生が下級生のチューター(指導者)となり、臨地実習前の指導を行い、学生相互での学び合いからそれぞれの成長を促すための制度を設けています。
今年度は、COVID-19の感染予防のため、チューターによる指導は、ZOOMを介してのオンライン指導となりました。3年生は学習相談をしたり、実習室で自分たちが行う看護技術を撮影しながらチューターから直接に助言をもらい、積極的に復習を行っていました。
指導を行った4年生チューターからは、画面越しでも3年生が実習前で緊張している様子が伝わってきた、との感想をもらいました。指導を受けた3年生からは看護技術の復習のみでなく、先輩たちの経験談を聞くことで実習のイメージをつかみ、実習での課題を明確にできたという感想がありました。
思わぬ感染症の拡大により、大学に登校することも難しい状況でしたが、指導を受けた側も行った側もそれぞれの成果がみられたのではないかと感じています。
【iPadで撮影しながらZoomで指導を受けています。】
文責:学生委員会