看護学科では、2022年3月16日(水)に、FD委員会主催第2回FD研修会を開催し、看護学科教職員30名の参加がありました。
今回の研修会は、甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科 前川幸子教授を講師にお迎えして、「コロナ禍で生活経験の少ない学生にどう対峙していくか」と題し、オンラインでご講演いただきました。ご講演では、看護基礎教育における看護実践能力の育成の課題を投げかけられ、看護基礎教育の役割、看護学実習で学生が学ぶこと、学生の視点に立った実習指導、日々のカンファレンスの持つ意味等、前川先生の豊富な教育指導経験と研究活動をベースにご講演くださいました。
事後アンケートの結果からは、「講演や事例を通じて教員の役割、臨床指導者の関わりの重要性を再確認できた」、「学生の経験=感情をどう体系化していくかという点は勉強になった」、「教員としての看護教育の重要性を再確認できた」等の意見が出されました。
今後も教員の能力向上のためのFD研修会が開催できるように企画してまいります。
(看護学科FD委員会)