2025年１月29日に新宿区戸山シニア活動館にて医学部看護学科 地域貢献活動委員会主催の健康イベント「第4回シニアの活力アップ！フレイル予防と骨?体の健康測定イベント」を開催いたしました。このイベントは、高齢期の新宿区民が、転倒予防につながる知識や情報を得ることで、住み慣れた地域での生活が継続できるきっかけづくりを行うことを目的としております。内容としては、身長、体重（BMI）、握力、指輪っかテスト、骨健康度測定と転倒予防の講座、体操を行いました。

　募集定員を上回る応募をいただき、当日は40名の区民にご参加いただきました。また、今回から看護学科の学生８名（１年５名、３年３名）がボランティアとして参加しました。看護学科学生たちの参加者の方々に対する配慮や円滑なコミュニケーションを発揮する姿に教員一同、感心し、今後の看護の学びにつながる一面を垣間見ました。参加した3年生からは、「今回高齢者の健康に関するボランティアに参加し、ただ体重や身長、握力等を測るだけでなく、高齢者にとって日頃の生活習慣や健康習慣を振り返ることのできる機会であったと認識し、私たち学生が高齢者の健康への意識向上に大いに貢献できたことが嬉しく思いました。」との頼もしいコメントがありました。イベント中は参加者同士の交流も活発で、笑顔の絶えない雰囲気の中、盛況のうちに終えました。

　参加者のアンケートからは、と幅広く、男性も4名参加してくださいました。次年度以降も、新宿区戸山シニア活動館など区民が集まる場に出向く、「アウトリーチ型」の地域貢献活動も取り入れ、活動してまいります。

（医学部看護学科 地域貢献活動委員会）